addiction to you~改善青葉学園~


その声に驚き、蘭紅達は止まった。


「貴方達は、誰の仲間に手を出していると思ってるんですか。その汚い手を離しなさい!此処からは、自分が相手をします。自分は、桜 姫ですよ!その仲間に手を出したんだ!覚悟は出来ていますね」


姫は気迫ある声で叫んだ。


その目は、光と希望と仲間を救いたいと言う気持ちで満ちている。


「なっ…桜 姫だと」


蘭紅は驚いたように言った。


「…紫藤…桜の事…知ってんのか」


緑は言いました。


「姫って女みたいな名前だな」


蘭紅も姫の事を男と思ったようです。


「そっちかよ…」


緑は溜め息をついた。


「あっ、そうだ!聞いた事がある。手を出さずに、相手を倒したって…でも、それがコイツなのか」


蘭紅は言いました。


「自分はそんな事知りませんよ!それと、早く新川と秋津を返してください」


姫は言いました。





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