addiction to you～改善青葉学園～

「色恋、歌手のイメージが崩れるから…それ以上は言わない方がいいですよ」


姫はいたって冷静に返した。


争うのが嫌いな姫にとって、勝ち負けとかは如何でもいいもの。


「…とにかく、貴方には負けないわ」

「そうですか」


姫は笑顔で言った。

いつも笑顔を絶やさない。


「とっとにかく///負けないわ」

「そうですか」


姫はそう言うと、彗の頭を撫でた。


そんな姫の手を彗は払い除けた。


「頭を撫でないで」

「イメージが崩れますよ。いいんですか?」


彗はハッと周りを見渡した。


「ちょっとショックだな…色恋　彗がこんなだったなんて」

「俺も…やっぱりPDだな」

「PD一筋だ!浮気してすみませんって感じだな」


皆はそんな事を言っていた。