addiction to you~改善青葉学園~
そう呟いた緑を見て、彗はムッとした。
そして、PDに近づいた。
「PD。彗はアンタには絶対負けないから。宣戦布告するわ」
彗は指差して宣戦布告する。
それに、PDはニッコリと笑った。
「宣戦布告ですか?私もファンを奪われたくはありませんからね」
「その余裕そうな顔が嫌なのよ。あれ…こんな事、さっきも言ったような」
彗は先程の姫とのやりとりを思い出した。
「色恋さん。収録が始まってしまいますよ」
そう言って、PDは現場に戻ろうとした。
「待ってくれ!PD!」
緑の声にPDの足が止まった。
くるりと振り返る。
「何ですか?」
「俺、アンタの大ファンなんだ!だから…その…握手して下さい」
「僕も!」
「「俺も!」」
緑に続いて、鳳明とソヨとソラは言いました。
「握手ですか。いいですよ」