addiction to you~改善青葉学園~
「おっ俺に助けを求めたのか」
「はい」
笑顔で姫は言った。
でも、少し寝ぼけている。
笑顔がいつも以上に、ほわんとしている。
「何!今の叫び声」
鳳明がドアをバンッと開けて入って来た。
「桜の寝言」
「…寝言?寝言で叫ぶの」
鳳明は目をパチクリさせて言った。
「あ~!秋津だ~」
言い方が、幼い。
それであり、可愛らしい。
「なっ!如何したの桜///」
慌てる鳳明。
「寝ぼけてるんだ」
「寝ぼけてませんよ~」
姫はそう言うと、ベットから出ようとした。
だが、足が絡まり落ちた。
「「桜!?」」
心配して駆け寄る2人。