addiction to you~改善青葉学園~
「黙ってるだけじゃ、ずっと皆に無視され続けるぞ」
「だって…仕方ないよ」
鳳明は俯いた。
緑は、鳳明の顔を両手で掴み自分の方に向けた。
「全然、変じゃなーじゃん!お前の眼」
「えっ…」
鳳明はその言葉に驚いた。
「赤と黒の眼って綺麗じゃん。気持ち悪がってる奴なんて無視すればいいんだよ。俺は、お前の事を気持ち悪がったりしねー」
緑は真剣な目で言った。
「…新川くん」
「名前でいいぜ!俺も、名前で呼ぶから!鳳明」
「りょ…く?」
「あぁ、なっ!お前…何で泣いてんだ」
「あれ?僕…泣いてる」