addiction to you~改善青葉学園~
姫は早速、書かれていた所に電話をかけた。
「あの、すみません 曲を作って欲しいんですけど…」
『どの様な曲を作って欲しいんですか?』
「えっと…どんな曲ですか?」
姫は4人に訊きました。
「じゃあ、俺等の過去…かな」
緑は言いました。
「そうだね!それが、1番いい!」
「Dクラスは、心に傷を持った奴等ばっかりだからな」
「でも、難しくない?」
小鳥は言いました。
「すみません、決まりました!自分達の過去についてでお願いします」
『了解しました』
「どんな過去か、正確にお教えして方がよい作品が出来ると書いてあったのですが」
姫は訊きました。
『あぁ、それなら結構ですよ』
「如何してですか?」
『人の過去なら結構知ってますからね。それでは、出来次第お届けします』
「場所は、分かっていますか?」
姫は言いました。
『青葉学園…ですね』
「はい、そうですけど…何で知ってるんですか?」
『私はいろいろ知っているんです。それでは』
電話は切られた。