addiction to you~改善青葉学園~


煌紅は、霧々の肩に手をかけようとした。


だが、よけられた。


「触んな、葛 何が、運命の糸だ!くさいんだよ!俳優ならもっとマシな事を言いやがれ。それだから、いつまで経っても駄目なんだよ!俺を抜かそうとかしねーのか」


霧々は冷静に言った。


「…何で、付き合えたんですか」


緑は静かに言った。


「霧々は照れ屋だからな!思ってる事とは正反対の行動をしちまうんだ」


煌紅は言った。


「俺は、照れ屋なんかじゃねー!黙ってろ葛」

「そんなとこが、可愛いんだけどな」


煌紅は微笑みながら言った。


「…褒めても何もでねーぞ//」


照れる霧々。


「仲良しですね、お2人は!お似合いです」


姫は笑顔で言った。


「姫も可愛いぜ」


煌紅のその言葉に、霧々は足を踏もうとした。


「…でも、俺の本命は霧々だから!愛してるのはコイツだけだからな」


煌紅は今度こそ、霧々の肩に手を乗せる事が出来た。


「…戻るぞ//早くしねーと、おいてくからな」


霧々は早歩きで歩き出した。



< 297 / 368 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop