addiction to you~改善青葉学園~
煌紅は、霧々の肩に手をかけようとした。
だが、よけられた。
「触んな、葛 何が、運命の糸だ!くさいんだよ!俳優ならもっとマシな事を言いやがれ。それだから、いつまで経っても駄目なんだよ!俺を抜かそうとかしねーのか」
霧々は冷静に言った。
「…何で、付き合えたんですか」
緑は静かに言った。
「霧々は照れ屋だからな!思ってる事とは正反対の行動をしちまうんだ」
煌紅は言った。
「俺は、照れ屋なんかじゃねー!黙ってろ葛」
「そんなとこが、可愛いんだけどな」
煌紅は微笑みながら言った。
「…褒めても何もでねーぞ//」
照れる霧々。
「仲良しですね、お2人は!お似合いです」
姫は笑顔で言った。
「姫も可愛いぜ」
煌紅のその言葉に、霧々は足を踏もうとした。
「…でも、俺の本命は霧々だから!愛してるのはコイツだけだからな」
煌紅は今度こそ、霧々の肩に手を乗せる事が出来た。
「…戻るぞ//早くしねーと、おいてくからな」
霧々は早歩きで歩き出した。