addiction to you~改善青葉学園~
でも、あの時とは少し違う…
仲間を護りたいと言う気持ちがあるからだ。
その姿をみて、姫は少し前に進んだ。
「駄目だよ、姫」
彗は言いました。
「…如何してですか?」
「今の、緑は仲間を傷つけられて頭に血が上っているから危険だ」
「でも…」
「駄目だよ、姫を危険な目に遭わせたくない」
彗は姫が前に進まないように道を塞いだ。
姫は、じっと緑の様子を見つめていた。
「俺の仲間に手を出した罪は重いぞ」
緑は相手を睨んだ。
「どれ位重いんだ?教えてくれよ」
莫迦にしたように男は言った。
「殺すぞ?」
「やれるのもなら」
お互い、一歩も引かない。
先に、手を出したのは相手の方だ。