addiction to you~改善青葉学園~
「桜 姫に会わせてくれ!」
緑は叫んだ。
「煩いよ。青葉の生徒達」
藍瑠は静かに言いました。
「お前は、猫沢藍瑠」
「煩いんだって。生徒に害があるから帰ってくださいよ」
藍瑠はハッキリと言った。
でも、何処かピリピリとした雰囲気がする。
「でも、桜に会うまでは帰れねー!」
緑もハッキリ言った。
「姫の事を、傷つけておいてか?それなのに、まだ会おうとするの?」
藍瑠は冷静だけど、静かに殺意を感じられる。
それでも、引かない緑。
「謝らなきゃいけねーんだ。俺は、如何しようもなく莫迦だから桜に…大切な子にあんな、酷い事をいっちまったけど…謝って、あと伝えたい事があるんだ」
緑の目は真剣だった。
「伝えたい事?」
「本人に言わなきゃいけない大切な事だ」
緑は言いました。
「ふ~ん…でも、姫は会ってくれるかな?如何、姫」