addiction to you~改善青葉学園~
姫は急に言われたので驚いた。
「昨日は、言い過ぎた…桜は、仲間だ!俺達の大切な仲間なんだ」
緑はハッキリ言った。
「自分は…自分は、仲間でいいんですか?」
姫の目には薄ら涙が見えた。
「あぁ」
その言葉に安心して、姫はニッコリ笑った。
その笑顔を見て、皆も笑った。
「戻って来い!桜」
「…はい」
姫は今までにないぐらい、幸せそうな笑顔で言った。
「それで、コレは俺から桜に伝えたい事」
緑は姫に近付いた。
「何ですか?」
「いいから、黙って聞いてろ」
その言葉に、少し不思議に思ったけど黙って聞く事にした。