addiction to you~改善青葉学園~
「天月先輩」
「りょくちゃん!誰?この子」
その人は、とても小さくてまるで小学生。
頭の上が、アンテナのように立っている。
「転入して来た、桜 姫です」
「僕は、天月 凪斗って言うんだ~v宜しくねv」
可愛らしい声を出した。
先輩と呼ばれていたって事は上級生。
でも、とてもそう思えない。
「天月先輩はこう見えて、2年生の№1だ」
「強いんですね」
「別に何もしてないんだけどね~」
笑顔で言っているが、何か不思議な感じがした。
でも、姫はそこには触れてはいけない気がして何も言わないでおいた。