addiction to you~改善青葉学園~
「弱かったね!あ・い・つ」
鳳明はニッコリ笑いながら言った。
「強いって噂だったのにがっかりだ…」
「緑は本当に強い奴と戦うのが好きだね」
「あぁ」
緑はニヤッと笑いながら言う。
それは、人がする顔じゃない。
2人は、有名だった。
強い者を片っ端から潰すと。
恐れている者は大勢いた。
学校も度々、停学になっていた。
原因は勿論、喧嘩。
いつも、2人同時に。
「じゃな、鳳明」
「明日ね」
2人は別れた。
「…」
緑は無言で家に入った。