addiction to you~改善青葉学園~
校内が騒がしくなった。
「はい!こっちです」
誰かが緑と鳳明の元に来た。
「…誰だ…コイツ」
緑は睨みをきかせた。
でも、この者は全く動じない。
「初めまして。私は、王ノ宮 歩夢と申します」
「…だから?」
「君達が、新川 緑と秋津 鳳明ですね」
「そうだけど…」
「聞いたとおりの不良ですね。中学3年生なのに」
「だから、何だってんだ!」
「高校は何処に行くか、決まっていますか?」
「いや…決まってない」
「僕も」
2人は答えた。