“涙空”㊤
『えっ?』

「早く!」

私は言われるまま啓太の自転車の後ろに乗った。
5分たって自転車は止まった。

「横!見てみろよ!」

『えっ!』

私は横を見た。

そこには花がたくさん咲いている。

『スゴーイ!』

私は自転車からおり走って花の所まで行った。

「あのさ!今日は…ゴメンな…」

『あっ…何で啓太が謝るの!悪いのは私だよ…ゴメンね…やっぱり私には啓太が1番だよ…』

私は啓太に抱き寄せられた。

やっぱり啓太の胸が落ち着く…。
< 11 / 125 >

この作品をシェア

pagetop