“涙空”㊤
私は啓太と少し話し家まで送ってくれた。

『今日はァリガトォ!』
「俺こそこんな遅い時間までゴメンな!」

時計を見ると夜中の1時だった。

時間たつの早かったな。
『じゃあね…』

ホントはもっと一緒にいたい。

いっそ啓太の家に泊まりたい。

「………ョカッタら…俺ん家両親とも今日は用事で家いないし泊まる?」
ェッ!?

私はビックリした。

だって私が今思ってた事をそのまま言ってくれたんだよ!

『いいのカナ…?』
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