“涙空”㊤
「美佐マジでオモロイ!カワイイなぁ!」

『そ…そんな事ないし!啓太の部屋どこ?』

私は焦ってしまった。

そりゃ!当たり前!

だってカワイイなんて…しかも普通に言われて。
とにかく私は啓太の後に連れ部屋に入った。

啓太の部屋は『黒と白』がメインの部屋だった。
何より啓太の匂いがする。

「まっ!適当に座って!」

『わかった!』

私は黒のソファーに座った。

「はい!」

『ありがとう!』

啓太はオレンジジュースをくれた。

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