“涙空”㊤
私は嘘をついた。

まぁ自分でも結構うまい嘘だと思う。♪

って…!!

今はそんなひまない!

「お前は~!いいかげんにしろ!」

バシっ!!!

お父さんがトイレから出てきて私の頬を叩いた。
私はお父さんを睨み部屋に入る。

おもいっきりドアを閉めた。

バタン!!!

激しい音が響く。

私はさっき叩かれた頬を見た。

真っ赤になっている。

『これじゃ…学校行けないじゃん…』

別に行かなくていいのに…。

でも毎日がヒマで行きたい。
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