“涙空”㊤
家に着くと一気に涙が出てきた。

あぁ…最近泣いてばっかだ…。

私はお母さんに気づかれないように静かに部屋に入った。

私はベッドに行き布団をかぶり声を殺しながら泣いた。

♪♪♪♪♪♪~

着うたが流れる。

みると啓太からだった。
私は出る事にした。

『もし…も…し』

「美佐?どうしたん?」
『啓太は…私の事…キライだったんだね…』

「ハッ!!!何言ってんの?」

『今日見たんだ…啓太は風邪なんかひいてないよね…?私服で春奈を家に入れたよね…?』

私は一生懸命に話した。
< 37 / 125 >

この作品をシェア

pagetop