“涙空”㊤
私は家に着いて自分の部屋に急いで行く。

ベッドに寝転び泣いた。
私は…啓太が今でも大好きだよ…。

でも…別れちゃった…。
和紀には好意とか持った事ないし…。

『あっ!!』

私はケータイの電源をつける。

新着メール6件。

見ると全部…啓太だった。

《ゴメンな…全部…俺が悪かった…》

全部こんな内容ばっかり…。

私は急いで返事をした。
やっぱり啓太が好き。

《啓太…私こそゴメンね…許して…別れようとか言ったけどもう一度…やり直そう…》

私は送った…。

もう大分《心》が落ち着いてきた。

次にかえって来るメールを見るまでは…。
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