“涙空”㊤
啓太から返事は来なかった。

私は夜ご飯も食べず寝てしまった。


目が覚めて時計を見ると10時。

誰かが階段を上ってきて私の部屋の前で止まる。
『美佐!お母さんだけど…昨日はご飯も食べずに寝ていたけど…何かあったと思う…でも聞かないでおくね…それでね…お母さん今から買い物行くから待っててね…』

お母さんはそれだけ言い家を出て行った。

私はいつもお母さんに心配かけてばっかり…。

ご飯も作ってくれたのに食べないで…。

私は食欲がなかったけどお母さんが作ってくれたご飯を食べにリビングに行った。

そこには私の大好きな
「ハンバーグ」があった。
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