“涙空”㊤
私は席についた。
「オハヨー!」
『か…和紀!オハヨ…』
自然に声が裏返る。
啓太のメールの内容もビックリしたけど和紀が私の事を好きっていう方がもっとビックリする。
「あっ!何か結構…噂になってるね…」
『う…うん…』
和紀の顔がまともに見れない。
「あのさ…やっぱり俺…美佐が好きやから付き合って…」
『何で!』
私はまたビックリした。
何言ってるの?
だって今は啓太と別れて落ち込んで噂までたてられて…。
「今かなり落ち込んでるって知ってる…だけど…俺にしたらチャンスなんだ…まだ啓太に未練が残っててもいい…それでもいいから付き合って…」
「オハヨー!」
『か…和紀!オハヨ…』
自然に声が裏返る。
啓太のメールの内容もビックリしたけど和紀が私の事を好きっていう方がもっとビックリする。
「あっ!何か結構…噂になってるね…」
『う…うん…』
和紀の顔がまともに見れない。
「あのさ…やっぱり俺…美佐が好きやから付き合って…」
『何で!』
私はまたビックリした。
何言ってるの?
だって今は啓太と別れて落ち込んで噂までたてられて…。
「今かなり落ち込んでるって知ってる…だけど…俺にしたらチャンスなんだ…まだ啓太に未練が残っててもいい…それでもいいから付き合って…」