“涙空”㊤
部屋に入り私はベッドに倒れる。

何で和紀の味方したんだろう…。

明日…謝る…。

やっぱり私は啓太が好きだし…。

『美佐!ご飯よ!』

『ハーイ!』

私はリビングに向かった。

『お母さん!今日のハンバーグおいし!』

『ホント!ありがとう!』

私とお母さんは結構仲がいい。

しかも今日はお父さんと弟は外出しているから私とお母さんだけ。

『ネェ…お母さん…啓太いるじゃん…ウチ嫌われたかも…』

『どうして?啓太くんって彼氏でしょ?』

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