“涙空”㊤
「わかった…つぅかかなり遅くなったケド誕生日おめでとう…」

『和紀…ありがとう…あの和紀がくれたネックレス大事に付けてるよ…』
「まじ!何かめっちゃ嬉しいねんけど!」

『エヘヘ!和紀ィィずぅぅっと一緒にいようね!!』

「当たり前!!」

『じゃあね!バイバイ!』

私は和紀が返事をして電話を切った。

『エヘヘへ!』

私は自然に笑顔になる。
和紀は私の事許してくれて…また付き合う事になって…。

全部!彩のおかげなんだね…。

私は彩のケータイに電話をかけた。

『もしもし…美佐…ゴメンね…彩ホントは信じてたの…でもみんなの空気よんで…こんな事言ってしまった…』
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