散弾銃プレアデス
「…は…はいっ、紺野隊長!」
ぴし、と敬礼するすばるに紺野も敬礼を返す。
「……待って、すばるちゃん」
言いながらしゃがみこんだ紺野は、すばるの頬に手を添えた。
「え……」
親指の圧力が頬にかかる。細長い指が再び唇に触れる。
どきん、と胸が高鳴る。
「これでよし、」
お菓子食べるなら俺も誘ってちょーだいね?
そう言って、紺野は親指に付いたクリームをぺろりと舐めとった。
「………っっ!!」