散弾銃プレアデス


御堂の脳裏に一瞬大きな影が過るが、それは吹き消した。






こちらには“兵器”が居る。

向こうがそれを利用しないなど考えられないのだから。

“兵器”が居るかぎり、特務機動隊は守られるはずだ。








国は敵には回らない。







部下を抱えた自分は、少なくともそう望んでいた。
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