散弾銃プレアデス





………え?



「……大型戦艦?」

「“とばり”さ…海機隊の、」





そんな報告は無い……



だが。



「……上手く迎撃はしましたが、なにぶん私が戦闘の指揮に慣れていなくて…そのせいで、隊員の報告が良く理解出来なくて…私の過失です」


胸クソ悪い。
うるうると潤む目。
……名演技だろう。



こうすればコイツは付け上がる。男として、威厳を披露したがる。


知っていることを並べだす。



“知っているはずがない”
そんなことまでもを。








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