僕は彼女の事を二度愛していた
「でさ、話戻すけど、たまに会うって言ってただろ?お前、何時の電車に乗っているの?」
加藤の声が、妙に弾んでいる。
「そんな事聞いてどうするんだよ?お前こそ、ストーカーでもするんじゃないのか?」
「バカ、お前じゃないんだから、ストーカーなんてするかよ。そんな事しか思い浮かばないから、いつまで経っても、子供だって言われるんだよ。」
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