僕は彼女の事を二度愛していた
いつものように嫌な夢で起こされ、嫌な気分になっていた。どんな夢を見たのかは覚えていない。ただ、今日見た夢より、はるかに気分が悪くなる夢だった事は確かだ。
そして、その日も彼女に会う事、それだけを拠り所にしていたのも確かだった。
< 7 / 264 >

この作品をシェア

pagetop