STOP LOVING
それからは先生が教室に入ってきて、HRを簡単に済ませた。
たまにチラっと隣の野球少年をみると、ずっと寝ていてあたしと会話した後の状態のままだった。
出席をとる時に、軽くチェックしたところ、このよく寝る奴は 仲原 春平 という名前らしい。
ネームプレートにも“仲原”と彫られていた。
ぼーっとしていると、一時限目の始まりのチャイムが鳴った。
「うぇ!?」
上ずった声をあげると、やっとあたしの声で起きた仲原が眠たい目をこすりながらこっちを向いた。
「今何時何分?」
「え、今……一時限目のチャイムがなりました」
終わった……
一時限目は高校生活初の移動教室。
これ遅れたらあたしのhigh scoohl lifeの計画が最初からずたずた……。
「嘘っ!? まじかよっ……走んぞ!」
ぐいっと腕をひっぱられる。魂だけ教室に置いてきた感覚。
仲原のスピードが速すぎであたしの足は殆どついていけてなかった。
たまにチラっと隣の野球少年をみると、ずっと寝ていてあたしと会話した後の状態のままだった。
出席をとる時に、軽くチェックしたところ、このよく寝る奴は 仲原 春平 という名前らしい。
ネームプレートにも“仲原”と彫られていた。
ぼーっとしていると、一時限目の始まりのチャイムが鳴った。
「うぇ!?」
上ずった声をあげると、やっとあたしの声で起きた仲原が眠たい目をこすりながらこっちを向いた。
「今何時何分?」
「え、今……一時限目のチャイムがなりました」
終わった……
一時限目は高校生活初の移動教室。
これ遅れたらあたしのhigh scoohl lifeの計画が最初からずたずた……。
「嘘っ!? まじかよっ……走んぞ!」
ぐいっと腕をひっぱられる。魂だけ教室に置いてきた感覚。
仲原のスピードが速すぎであたしの足は殆どついていけてなかった。