あさいち

あなたに出会ったのは
ちょうどこんな
寒い冬の日だったね…



親の都合で
引越しをして
この町にやってきた


何度か引越しを
経験していたので
とくに何も
考えていなかった


「あしたから学校かあ…」


引越しは
土日だったので
学校はなかったのだが
あしたからは
そうはいかない…


実を言うと
あたしは
話しベタだ



一応、自覚はある。



だけどインキャ
ではなく
どちらかというと
派手な方だった


いくら派手だろうが
緊張ぐらいはする…


「早く寝よ…」

そっとつぶやき
眠りにつくことにした

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