逃げ道なし!
1〜神谷〜
"Riiiiiiiiiiiin'"







神谷はチャイムの音ではなく、耳障りな大きなベルの音で、目を覚ました。






クラスの連中は、なんだかそわそわしている。





"RIIIIIIIIIIIII'"




未だベルは鳴っていた。




神谷は、ドアから廊下を見た。






担任らしき、人物がこっちへ向かっているのが見えた。






だが、教師には"角"らしきものが、生えてるようだった。







なぜか・・・・・・神谷はそれが、本物だと確信があった。
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