逃げ道なし!
二宮像は、不自然な体勢からゆっくり立ち上がると・・・・・・・・言った。



二宮「君は、学んでいるのかい?何を学んできたんだい?」


神谷は、無視して、ドアの方へ走る!!



二宮「質問には、答えが必要なんだよ!?
きぃ・みぃ・は何を〜習ってきたんだよ〜!!
話が通じないなんて〜、狂ってるよねー、マツタケ〜。
僕のジョーク通じた〜?マッタク〜とぉマツタケ〜を掛けたんだけどー?こんな、最高な"どジョーク"もわからないなんて・・・・・・・マツタケ日本はどうなってんだよぉぉぉ!」


神谷は、穴に近づいてきたが、何かを感じて振り向いた。


後ろから、大きな長机が飛んできた。


"ドゴォォン"


神谷は間一髪しゃがみこんで助かった。


しかし、穴は塞がれてしまい・・・・・・光は少しになってしまった。


二宮金次郎は、"ドシドシ"と、重い体を刻みつけて近づいてきている。

二宮「僕、"大学"目指して走ってきたんだけどさぁ〜・・・・・・ここ違うみたいだ。
お腹ペコペコぉ〜。
そぅそぅ・・・・君は僕の名前知っていまスカーぁぁぁぁぁ!?」


銅像は静かな部屋中・・・・・響きわたる怒声で言った。
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