逃げ道なし!
始め部に入ってすぐは、ただ顔がカッコいいだけだ・・・・・・と思っていた。
ある日、部室の掃除当番が上野と一緒になった時。
前の日から・・・・一ヶ月振りに・・・・・・頭がぐらぐらしていた。
学校にこれる体調でないことを押し殺して、学校では出来るだけ、いつも以上に・・・・・気丈に振る舞っていた。
現実に、いつも一緒にいるはずの、斎藤は言っていた。
斎藤「ユキっていつも健康そのものよねぇ!
ほんと羨ましいわ〜。
うちは〜デリケートなのかな・・・・?
今もさぁ、風邪ひいちゃってさぁ・・・・・・最近常に微熱状態!
だけど、もうすぐコンクールじゃない?
休めないしぃさぁ。」
次の日の朝も、木下は熱はなかったのだが・・・・・・体がいつも以上にだるいのを押し殺して、朝早く部室に着いたのだった。
上野は、一人部室でピアノの練習をしていた。
木下「おはよう!あっ。私、遅刻しちゃったのかな?」
上野はピアノを弾いている。
木下「ええとぉ、掃除は?」
上野はピアノを弾くのを止めた。
上野「もう、とっくに終わったよ」
木下が周りを見ると、確かに、昨日は遅くまで練習して、掃除しないで帰ったはずだった。
だが、床に"ちり"一つなかった。
ある日、部室の掃除当番が上野と一緒になった時。
前の日から・・・・一ヶ月振りに・・・・・・頭がぐらぐらしていた。
学校にこれる体調でないことを押し殺して、学校では出来るだけ、いつも以上に・・・・・気丈に振る舞っていた。
現実に、いつも一緒にいるはずの、斎藤は言っていた。
斎藤「ユキっていつも健康そのものよねぇ!
ほんと羨ましいわ〜。
うちは〜デリケートなのかな・・・・?
今もさぁ、風邪ひいちゃってさぁ・・・・・・最近常に微熱状態!
だけど、もうすぐコンクールじゃない?
休めないしぃさぁ。」
次の日の朝も、木下は熱はなかったのだが・・・・・・体がいつも以上にだるいのを押し殺して、朝早く部室に着いたのだった。
上野は、一人部室でピアノの練習をしていた。
木下「おはよう!あっ。私、遅刻しちゃったのかな?」
上野はピアノを弾いている。
木下「ええとぉ、掃除は?」
上野はピアノを弾くのを止めた。
上野「もう、とっくに終わったよ」
木下が周りを見ると、確かに、昨日は遅くまで練習して、掃除しないで帰ったはずだった。
だが、床に"ちり"一つなかった。