逃げ道なし!
斉藤は少し"苛立って"いた。


斎藤「ねぇ〜、ユキ!
あたしの話きいてたぁ?昨日のスマスマぁなんだけどぉぉ!!」


木下は、"ぼ〜っ"としていた。


木下「えっ?
ああ・・・・・・う〜ん・・・・聞いてたよぉー」


斉藤「ホントにぃ〜?
せっかくあたしが、説明してあげてたのにぃ!
あ〜あ・・・・・・もう時間だし。
教室に行かなきゃ。
じゃまた後でねぇ!」


斉藤はそそくさと、自分の教室へ向かっていった。



木下も自分のクラスに向かった。


そして、一時限目が終わったとき、木下は思い出した。


次の時間の教科書を、部室のロッカーに、忘れて来たことを。


休み時間のこりは少なかったが・・・・・・部室にとりに行くことにした木下は、教室の外にでて急いで部室に向かった。



廊下の窓から見える空は"異様"だった。


みるみるうちに、黒に変わっていった。



驚いた、木下は窓に近づき、暫く見いっていた。


すると・・・・・やけに、"長い"・・・・・・・・黒い竜?のようなものが、空を飛んでいた。


木下「なにあれっ?」


木下は一気に鳥肌がたった。


"・・・・・・・・・・・"


上から何かが落ちてきた。



"人"だった。
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