逃げ道なし!
"ガタン・・・・・・・ゴトン"





久代は目を開けると電車に乗っていた。





時計を見ると、いつもと同じ通勤電車だった。



"夢!?"



久代は駅に着くと、前の座席を見た。



椅子に置き忘れてあった、ペットボトルを捨てようと持ち上げた。



アナウンス"◯◯駅の皆様にお知らせいたします。只今、禁断の封印は栓を抜かれることによって・・・・・・・解かれました。カウントダウンを開始いたします"


久代「えっ・・・・・・・・なんなの!?」


久代は人々が慌ただしく行き交う中、立ち止まりホームを見渡した。





アナウンス「10・・・・・・・・・・・・・9・・・・・・・・・。」




アナウンスは駅に響き渡った。
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