平安物語=短編集=【完】



服喪と称して、屋敷の自室に籠もった。

女房達も遠慮してあまり近寄らず、ただただ清子のことだけを考えていた。

朝起きると、清子が生き返っていないこと、自分が死んでいないことに絶望した。



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