長閑【短編集】


進んで行くと小さな障害物に出くわした。


枝が白い線の上に転がっている。

このくらいでめげないぞ!!

僕はその枝を飛びこえ、また進んだ。


パパパパーン

ぼくは枝を倒した。

ぼくのレベルが1上がった。


もうこの遊びを始めてからけっこうたつから、今自分が何レベルかはわからないんだけど…


自作のゲームだし、いいや。


ぼくは想像の中で強くなってまた進んだ。
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