小さな命~3歳になれなかった子~
交代でご飯に行ってもらった
ユウも私も不思議とお腹はすかないでいる
私達が離れたらカンナが悲しむんじゃないかって・・・そう思っていた
「ナァ、ミサ。カンナ今夢の中かナァ?どんな夢見てるんだろうか。
俺、ミサとカンナの家族になれて本当に良かったと思う。」
「ミサもカンナ産んでよかった。カンナにはいっぱい痛いことさせちゃったけど・・・」
「カンナの夢の中で、俺達でてきてるかなぁ?」
「どうだろう?でも、カンナ、ユウのこと好きだよね?」
「いやいや。やっぱママには敵わなかったと思う」