小さな命~3歳になれなかった子~



一通り泣いて、気持ちを落ち着かせ、カンナのところに戻った


ユウと一緒に・・・



カンナの周囲は呼吸器のシュー、シューって音が聞こえる

その音が胸を痛ませた


私が、デートせずにカンナの元にすぐ行っていたら・・・


そう後悔させていた


でも、今も一生懸命生きているカンナ


今は、生きていてくれることだけで嬉しい





「カンナちゃん。また、ママとお話ししよう。

だから、頑張ってね?」




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