小さな命~3歳になれなかった子~
徐所にカンナの状態も落ち着き、少しずつ気持ちに余裕ができていた
それも、ユウがいてくれたから・・・
あの日から、ユウも仕事の終わりや、休日にカンナの元に足を運ぶ
カンナの為に・・・血のつながっていないこの子の為に
なんで、こんなにも懸命になれるのだろうか・・
なんて疑問も抱いていた
そして、私の気持ちにも小さな変化が現れていた
「この人なら、私達の今後の人生任せてもいいのかもしれない・・・」