小さな命~3歳になれなかった子~
「ミサ、あのさ―――」
「ユウ、悪い話なら今は聞かないよ。
消化に悪いでしょ?」
話しを切り出さないようにはぐらかした・・・でも。。。
「ミサ、真剣に聞いてくれないか?
俺、元カノに騙されて、借金がある。
でも、それも完済しそうなんだ
だから、俺、カンナちゃんの父親になれないかナァ?
医者にも聞いて、カンナちゃんの認知・・・まだ、遅くないって言われた
血の繋がりはなくても、アンナに小さい頃から見てる
だから、俺の子みたいに思っていたんだ」
「俺に認知させてくれ。」真剣にそして、真っ直ぐな眼で言われた