小さな命~3歳になれなかった子~





カンナは声をあげて笑ったり、身振りを大きくしながら怒ったり・・・


本と、いろいろな顔をするようになった


一緒に暮らせる喜びとともに幸せもかみ締めていた・・・




寮に入って、テラスやらを散歩しているといろいろなママさんがいて

さっそくママ友ができたんだ



でも、やっぱり同じ日に産まれた子はカンナより一回り大きくて

寝返りもするんだって


やっぱり大きなハンデを持って産まれたカンナに申し訳ないと思う気持ちと



それでも自分の子が一番可愛いなんて


親バカ振りを発揮しながら、楽しく暮らしていた




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