小さな命~3歳になれなかった子~



今まであんまり話さなかったお義父さんが口を開く


「ユウは親の私が言うのも変だが、世間をまったく知らないお坊っちゃんだ。

そのユウが電話で守りたい人達がいるってはっきり言ってきたとき、この子を変えた女性は凄く頼りがいのある人なんだと確信していたんだ。

今日、ミサちゃんに逢ってカンナちゃんをみたらさらに納得した

ミサちゃん、頼りない息子ですが、どうぞ、よろしくお願いします」




頭を下げられ戸惑いもあったが「頭上げてください。お義父さん。こちらこそ、カンナまで受け入れてくれたユウ君には感謝しています。こちらこそ、どうぞ、よろしくお願いします」と頭を下げた



お義母さんは「こんな可愛い孫までできて嬉しい。カンナちゃんはユウが認知したんでしょ?じゃぁ、ユウとミサちゃんの子供でしょ?」と涙ぐんで話していた


私まで・・・もらい泣き・・・――・・・




両親とは1泊2日楽しく過ごした


今度は九州に行く事を約束してユウの両親は笑顔で帰郷した





本当の娘のように可愛がってくれたお義母さんとお義父さん


心から感謝しながら飛行機を見送った・・・・・






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