小さな命~3歳になれなかった子~
家に帰ってからも何もしたくない・・・
このもやもや感はなんだろう・・・
ユウが仕事から帰宅しても、微動だにしていないミサ・・・
唯一カンナがユウのところまでハイハイで行き抱っこされていた
「ミサ?なんかあったん?」
「んー?いやっなにも・・・」
「ミサ、嘘下手やし。言うてみぃ?」
「今日なぁ、たまたま・・・お母さんに会って・・。
でも、急だったし、ミサ・・キッツイ事言うてもうたわ」
自然と涙が頬をつたう
ユウは何も言わずただただ頭をポンポンと撫でてくれた