小さな命~3歳になれなかった子~


「ほんま元気にしてたん?どうやって生活していたか心配はしてたんよ」

「・・・・・」

今さらなんなのさ・・なんて口が裂けてもいえないけどね


「ミサ、お母さんの質問に答えり。」

「いやっ。ユウが話したいっていったから着いてきたんやもん」

はぁ。とため息のユウ



「改めて、ユウと申します。ミサとは結婚前提にお付き合いしています」


「えっ?結婚してないの?じゃぁ、子供は・・・」と母


「カンナの父親は他のヤツ。でも、認知してくれたんはユウや」と口を挟んだ



「ますますどういうことか・・?」と怪訝な顔をする母



そりゃそうさぁ。

私はあんた達のせいで人生ボロボロだったんだよ!!



あぁぁぁ。叫んでやりたい・・




< 80 / 118 >

この作品をシェア

pagetop