GAME 壱『設定』
『ジュース、

買ってきて。』

あたしが

頼むことは

なんでもしてくれる。

『今日、

眠いから

出かけんの

マタ今度ね。』

自分の

都合だけ

考えればいい。

『あはは!!

翔、まじ

おもろい!!』

他の男と

話してたって

なんにも

言わないし。  

そう、

このとき

彼方はまだ

あたしの

自己満のための

道具でしかなかった。

他の言い方で言うなら

なんでも

言うこときく

ペット

的な。
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