君といた日
「……かり…おき…
か…る…」

うっすらと声が

聞こえる

徐々に目を開ける

「紫!!起きて!!帰るよ」

「何だ…李花か
今何時ぃ??あースッキリ
した!!」

あー気持ち悪いのが

嘘みたい

「今何時じゃねぇよ!!
外を見なさい外を!!」

え??外??

李花に言われ

窓から外を見る

夕方!!

「えっ!!もうこんな時間!!」

「えっ!!もう!!こんな
時間じゃない!!
何時間待ったと思ってんの??」

ヤバイ…

李花を怒らすと

面倒なんだよね

「ゴメンって!!
ケーキバイキング奢るから!!」

李花の目が輝く

「マジで!!じゃあ
許してあげるー!!
さぁ帰ろうか紫」

ハァ危なかった

一番安い

ケーキバイキングに

しよう

今月おこづかい

ピンチだから
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