君といた日
でも何か言いたそうな

顔をしてるのが分かる

「お前と同じ高校に
入った理由…
ちゃんとあるんだ」

私と同じ

高校に入った理由?

偶然じゃないの?

「俺さ中学の時から…
お前が………



好きだった
今も変わらない」


え?今何て?

中学の時から私を好き?

だって中学の時…

瀬山彼女が居たじゃん

「中学の時瀬山は
彼女居たよね??」

「居たよ。それは
お前への気持ちを
抑えててその前に俺と
お前の交際疑惑
あっただろ?
そん時にお前がすげー
嫌な顔してて辛かった
その時お前が好きだって
分かった!!返事は
いつでもいいからさぁ
待ってるから!!」

そう言って

瀬山は去っていった

だから私と

同じ高校に行ったの?

だから今日

私を助けたの?

私は頭の中が

混乱して

何も分からなくなった

そして家のドアを開け

中に入り

自分の部屋へ

行った

お母さんが

おかえりって言ってた

気がしたけど

今のアタシには

聞こえない
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