君といた日
時雨はそう言って

電話を切った

私は階段を下りて

懐中電灯を持って

外に出る

懐中電灯で光を

照らしながら

公園に着くと

人影を感じた。

人が居る方に

光を照らすと時雨だった

「紫…話しって何?」

またどこか脅えている

感じがした

「アタシね時雨が
信じられなくなったの…
どんなに時雨と
話そうと思って時雨を
毎日の様に探した
だけど逆に時雨は私を
避けてた…
だからもう信じられない
どんなに頑張ったって
時雨は私に心を
開いてくれないからさ
絶対信じる何て
嘘ついてゴメンね」

何故か

目から涙が出る

それを見せたくないが

為に懐中電灯で

光を照らすのを止める

「そっか…そうだよな
やっぱり人はそういう
生き物だよな…
いつか相手を信じられ
なくなる…
無理なんだよ…
俺分かってた紫が
傷付かない様に紫を
避けてたずっと
避けていれば紫もいつか
俺を信じられなく
なるってさ…
だけど俺がしていた事は
紛れもなく自分自信の
為だったってことが
分かった…
紫…俺のせいで
傷付けてゴメン…
だけど最後に
言わして俺は誰よりも
紫に心を開いてた」

そう言った時雨の声は

とても寂しい

感じがした
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