君といた日
そう心に呟いていると

段々と意識が

遠くなって行く気がした

………






夢なのだろうか?

視界は真っ暗

私しかいないようだ

だけど少しずつ

光が見えてくる…

そこに

映し出されたものとは…








私と時雨が

初めて会った日

普通だったら

二度と会いたくない!!

って思うよね

だけど何かが

違ったんだ……

そう…


初めて会った日から

好きだったかもしれない

この人となら

どこへだって行ける…

そう思ったの

だけど私は現実を

甘く見てたの

かもしれない…

だけど本当にそう

思ったんだ

時雨はどう想ってたか

分からないけど

知らぬまに

「恋」と言う

蕾が芽生えたんだ




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